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「東京漢点字羽化の会」例会報告
                                    木村 多恵子
「うか081」
 第55回例会 2010年6月9日(水)13:30〜15:30
 5月27日の田園調布カトリック教会内にあるボランティアセンターでの岡田さんのお話について、わたしは前回の報告に書いてしまった。漢点字の話を機会あるごとに伝えて広めてゆくことは、とても大事である。「漢点字」という言葉が即視覚障害者にとって触読に最適な、そして漢字の持つ本来の意味が充分備えられていることを知っていただきたいし、視覚障害者自身が目覚めて、本格的に勉強していただきたい。そのために小さなチャンスも逃さないようにしたいと思う。その点で今回の岡田さんのお話はとてもよかったと思う。ただ、新たな視覚障害者が聴衆の中にいらしたわけではないが、、いわゆる晴眼者といわれる方々に「漢点字」という言葉を浸透させるのも、漢点字を広める微かな力になりはしないかと思う。
 「啄木歌集」は引き続き、入力、校正と作業は行われている。

 第56回例会 2010年7月7日(水)13:30〜15:30
 東京の、第二次「パソコンによる漢点字入力ボランティア講習会」は、11月10、17、24日の三回に渡って、ヒュウマンプラザ7階の、竹芝小ホール、何れも水曜日の午後、13:30〜15:30と決まった。
 岡田さんが毎日新聞と読売新聞、朝日新聞に、募集要項を掲載していただけるよう、横浜の講習会のことと一緒に交渉してくださっている。毎日新聞は掲載してくださることが確実になった。
 各新聞社の掲載は、9月中頃に依頼し、受講希望者は、10月10日必着で、菅野さん宅へ往復葉書で申し込んでいただき、菅野さんに纏めていただくことになった。
 問い合わせ先は岡田さんに御願いした。
 なお、横浜羽化主催の講習会は、9月29日、10月6日、10月20日、何れも水曜の午後である。
 岡田さんの、介護福祉講習会用テキストは急いで手分けして入力していただけた。皆様ありがとうございました。
 朝日新聞の毎週土曜日掲載の、「花と柳」(詩人・高橋睦郎)を入力し、漢点字印刷をして、全国の漢点字読者に送って、漢点字を広めることにしたい、と話し合った。
 印刷は横浜のプリンターを使わせていただきたいので、これは岡田さんから横浜羽化のみなさんに話していただき、最初は横浜の皆様に教えていただき、新しく加わってくださるボランティアの方々の大きなお仕事にしていただくことにする。
 そのために、現在の会員の皆様に、前準備をしていただくこともお願いした。

「うか082」
 第57回例会 2010年8月11日(水)13:30〜15:30
 先ず、入力していただいたテキストデータを、漢点字印刷ができるように、EIBRKで変換して、点字でのレイアウトを整えることに慣れていただくことをお願いした。
 岡田さんが、「介護福祉」のテキストの書き方、特に見出し内容の大きさの順位をどう表すかについて説明した。点字では、一般には行頭スペースが多い方が大きな項目とされている。このテキストでは項目が細かく分類されているので、行頭スペースの数だけでは表しきれないので、括弧の種類を多様することで区別した。
 たとえば、行頭スペース2の後に、T、1、1.、(1)、〔1〕、“1”、
のように内容の順位を分けるようにした。
 〈〉(山括弧開きと閉じ)と、><(大なり小なり)が似ているが、これを点字に表すと、はっきり違うので、入力のときに分けていただきたい。
 ハイフン(‐)、マイナス(−)、長音(ー)は似通っているが、これも点字で表すと異なるので、読み分けし辛くなるのでご注意いただきたいことなど、具体的に改めてお願いした。
 この秋に行う「第二次パソコンによる漢点字入力ボランティア講習会」の打ち合わせをした。
 ボランティア募集要項の掲載をお願いする読売新聞には、掲載希望日の3週間前までに、会の活動内容が分かる資料を、読売新聞へ送ること、その内容によって掲載するか否かを検討するという。その資料作りと送付を、菅野さんにお願いした。
 横浜羽化で作っていただくテキストは、中田さんが横浜から頂いて来てくださる。
 第1日目の11月10日は、テキストその他の資料、名札などの準備のために、第2会議室を午前もお借りした。
 従って、第1日目は、会員の皆様にはいつもより早めに集まっていただく。
 新しく、現代詩文庫の北原白秋の詩集を入力して頂くことにした。皆様よろしくお願い致します。

 第58回例会 2010年9月8日(水)13:30〜15:30
 「羽化81号」をお配りできた。
 講習会で配布するCD‐ROMを岡田さんが用意してくださった。
 フランクルの『夜と霧』の一部を校正していただいた。
 パソコンによる漢点字入力ボランティア講習会」は、11月10、17、24日の三回に渡って、ヒューマンプラザ7階の、竹芝小ホール、何れも水曜日の午後、13:30〜15:30と決まった。
 岡田さんが毎日新聞と読売新聞、朝日新聞に、募集要項を掲載していただけるよう、横浜の講習会のことと一緒に交渉してくださっている。毎日新聞は新聞社の方針で募集記事の紙面が減らされたのも影響したのか、今回は掲載していただけなくなった。従って10月の例会では講習会を、この秋は見合わせることになりそうである。
 なお、横浜羽化主催の講習会は、9月29日、10月6日、10月20日、何れも水曜の午後である。

「うか083」
 第59回例会 2010年10月13日(水)13:30〜15:30
 この秋に新たに漢点字入力ボランティアの募集を計画したが、各新聞社が紙面づくりを大幅に変更し、募集記事を掲載する紙面が減らされたようで、本会の依頼には応えていただけなかった。従ってこの秋はこれを断念して、新たに来春2月開催を目指して、公募を掲載できるメディアを探すことにした。
 なお、講習会では、最初から、QXのソフトを使っていただくように説明することにした。
 10月15日に会員のお三方が、横浜の羽化の皆様に、点字印刷の操作方法を教えていただきに行ってくださった。点字印刷も時間が許す限り何方でもできるように順次習得していただくことも話し合った。
 朝日新聞毎週土曜の朝刊連載の、高橋睦郎(むつお)著、『花をひろう』を点字印刷できるように、岡田さんが最終チェックしてくださった後、木村も読ませていただき、各週のファイルをつなげる。
 北原白秋の歌集のマニュアル作りも完成した。これで新しいボランティアの皆様にスムーズにはじめていただけるように、準備が整えられた。
 次に寺山修司の歌集を入力していただくことにしたが、これは文字が非常に小さいので、拡大コピーしていただく。
 これまでに、入力はできているが、校正が出来上がっていないものを、順次完成させてゆきたい。
 なお、「横浜漢点字羽化の会」では、滞りなく全三回の講習会が行われた。
 今回東京から点字印刷のことで、横浜の皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。これを機会に、もっと交流が深まるとよいと思いました。横浜の皆様よろしくお願い致します。

 第60回例会 2010年11月10日(水)13:30〜15:30
 「羽化82号」をお配りできた。
 第2次「パソコン入力によるボランティア講習会」の日取りを決めた。
第1日目、2011年2月9日(水)、(準備のため午前10時から、会員は集合していただきたい)
第2日目、2月23日(水)
第3日目、3月9日(水)
何れも13:30〜15:30
場所:ヒューマンプラザ7階竹芝小ホール
 募集要項を掲載するために、各新聞に依頼するとともに、他にメディアを探していただいたものの他に、各地区報にも当たって見ることにしたが、それぞれの地域の行政が関わっている内容に限ってのみ、ボランティア募集を区報に掲載するので、この方法は諦めた。
 「東京ボランティア市民活動センター」や、「NHKボランティアネット」にも投稿することにし、早速行動に移した。現在ホームページに掲載していただいている。
 朝日、読売、毎日の各新聞に、募集要項を投稿していただいた。
 朝日新聞連載の「花をひろう」(高橋睦郎著)の細かい打ち合わせをしたが、意外にこれに時間が取られた。
 「花をひろう」の点字印刷について: 2010年12月15日(水、午後)
2011年1月19日(水、午後)
2011年2月と3月はまだ未定です。
2011年度は、毎月第三水曜の午後を、東京羽化も、横浜市社協ボランティアセンターの点字製作室を、来年度年間予約登録を、岡田さんがしてくださいました。
 皆様ますますお忙しくなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

「うか084」
 第61回例会 2010年12月8日(水)13:30〜15:30
 わたしたち東京羽化は12月が新しい年になる感じである。会の発足が、正式には12月だったからである。つまり、この12月から「東京漢点字羽化の会」は6年目に入る。皆様5年間おつきあいくださいましてありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
 まず、当面の課題である、「第2次パソコンによる、漢点字入力ボランティア講習会」を充実したものにしたいので、皆様心を合わせて準備をしていただいている。
 12月の例会は、最初に「花をひろう」の12月、1月の入力者、第1、第2校正者のグループを確認した。入力方法については固まってきたので軌道に乗りそうである。
 12月15日の横浜での点字印刷をしていただくお2人を決めていただいた。横浜羽化の方もお手伝いをしてくださる。
 11年1月19日に点字印刷できるようお部屋を予約してくださっている。
 2月の講習会募集広告の新聞は、まだ掲載されていないが、ネットを通じて、岡田さんへ問い合わせがあったという。また、菅野さんへも具体的に応募葉書を寄せてくださった方もあったとの報告がなされた。
 これからはネットへの更新を細やかにして羽化の活動内容を沢山の方の目に触れていただけるようにしようと話し合った。
 次に寺山修司の歌集を入力していただいたものを、岡田さんが丁寧にレイアウトその他を詳細に決めていった。入力部分を分けるのは来年の第一回例会のときにすることにした。

 第62回例会 2011年1月12日(水)13:30〜15:30
 「羽化83号」は12月22日にお送りした。
 講習会には6名の方からの参加希望があり、岡田さんをはじめ、講座の進め方について話し合った。テキストも横浜からいただいて来てくださって、準備も整えてくださっている。
 各新聞には応募記事を載せていただけなかった。
 「花をひろう」の各週の担当グループを1月の後半から2月、3月のはじめまでを確認した。
 「花をひろう」の点字印刷は1月19日に、3人の方が行ってくださり、滞りなく2010年11月分と12月分ができ、読者に配布してくださった。
 2011年度は、毎月第3水曜に、東京羽化の点字印刷日として予約してくださった。
 寺山修司の本の中に、楽譜があり、これも岡田さんから説明をしていただいた。
 この寺山修司の本は、新しいメンバーの方々に入力していただくことにした。
 2月からは講習会がはじまりますので、皆様ますますお忙しくなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

「うか085」
 第63回例会 2011年2月9日(水)11:00〜12:00、講習会準備と短縮例会
  13:00〜13:30、講習会受付
  13:30〜15:30、講習会第1日目
  場所、港区ヒューマンプラザ7階竹芝小ホール
 講習会へのご参加をご決断くださいました5人の皆様、ありがとうございます。どうぞ末永く地道にご活動くださいますようよろしくお願いいたします。
 「第2次パソコンによる、漢点字入力ボランティア講習会」の第1日目の準備のためと会員の連絡事項や講習会の手順についての最後の打ち合わせをするために、会員は11時に集合していただいた。
 2月16日の『朝日「花をひろう」』の点字印刷をしに、横浜へ行ってくださる方をお2人決めていただいた。
 3月も16日が点字印刷の予約をとっていただいた。
 来年度は毎月第3水曜日を点字印刷の予約をしていただいた。
 講習会1日目は、予定された方は6名であったが、体調を崩された方がおり、4人が参加された。
 岡田さんが講習会の流れを説明し、漢点字について、何故漢点字が必要かということを話された。
 入力のとき、特に注意して頂きたいことも丁寧に説明した。
 講習会第2日目、2011年2月23日(水)、13時受付、13:30〜15:30、場所、ヒューマンプラザ7階第一会議室
 参加者は5人である。
 今回はエディタのインストールとその使い方の解説を、馬越さんを中心にして岡田さんが説明をした。
  漢点字入力用として本会ではエディタを使うことにした。
 墨字では長音、マイナス記号、ハイフンを厳密に使い分けなくても、見かけ上何ら支障はないが、点字の記号は確実に使い分けていただかないと、記号が混乱するので、確実に正しく入力していただかなければならない。そのためには、このエディタは非常に都合がよい。
 3月9日には実際に入力し、印刷してきていただいて、お互いに校正をするという課題をお持ち帰りになられた。
 「羽化84号」を受講者も含めてお配りできた。

 第64回例会 2011年3月9日(水)12:00〜13:00、短縮例会
  13:00〜13:30、講習会受付
  13:30〜15:30、第三日目講習会、
  場所、港区ヒューマンプラザ7階竹芝小ホール
 短縮例会−「花をひろう」の入力の各グループに、新しいメンバーも加わっていただく。
 3月16日の、横浜での点字印刷作業をしてくださる3人が決まった。
 5月と6月の例会と学習会の日取りを決めた。
 4月からは、原則として、例会は竹芝小ホール、学習会は第1会議室を予約することにした。
 講習会第3日目−早速入力宿題の課題「糟糠の妻」を、各自が印刷してきたものを隣同士で交換して校正を簡単にした後、配られた正解とを比べながら、岡田さんが丁寧にチェックしながら説明した。
 「寺山修司の歌集」を入力、校正、回覧の方法を説明した。
 その他に、「花をひろう」の入力方法を、会員が説明した。何れも早速実践していただくことにした。
 2011年3月11日14:46、未曾有の大災害が起きた。大地を揺るがすさまじさにまったく圧倒され、「東北関東大震災」が起き、羽化のメンバー全員も恐らくご苦労をなさったことだろう。
 岡田さんは本震と第1の余震が終わると直ぐ、横浜と東京羽化の会員に向けてメールで安否確認をされ、会員からも返信が届いてほっとした。
 岡田さんは、交通事情その他を総合して、3月16日の横浜での点字印刷と、3月19日の学習会の中止を決定された。

「うか086」
 第65回例会、2011年4月6日(水)、13:30〜15:30
 4月20日の『朝日「花をひろう」』の点字印刷をしに、横浜へ行ってくださる方をお二人決めていただいた。今年度は毎月第3水曜日に東京羽化の会が点字印刷できるように予約していただいた。
 朝日「花をひろう」の入力、校正のグループに積極的に新しいメンバーの皆様に加わっていただいてローテーションを組んでいただいた。
 寺山修司の歌集は新メンバーで入力、校正をしていただき、まとめの責任者を、これまでの会員の中からお一人決め、早速原稿をお持ち帰りくださった。
 白川静著の『常用字解』と『人名字解』という、漢字の成り立ちを知る上で重要な本が横浜で作られ、続く、待望の日本の古典である『万葉集』製作に着手された、横浜の皆様の後を追って、「東京漢点字羽化の会」は、この古典を読むための大切な辞書として、『岩波古語辞典』(大野晋編)を漢点字訳していただくことで、漢点字の価値をさらに高めようとの、岡田さんのご提案に、皆様からご賛同をいただき、早速準備に取り掛り原本を購入することからはじめる。
 会員全員ボランティア保険に加入することにし、会長に手続きをお願いした。

 第66回例会、2011年5月11日(水)、13:30〜15:30
 横浜の羽化で新しく作ってくださった「漢点字入力マニュアル」をいただいて、東京の皆様にお配りした。これは用例も多くこれまで以上に使いやすいとのことで、大いに参考になるようだ。
 「羽化85号」もお配りした。
 「花をひろう」の入力担当を決めた。
 震災でできなかった「花をひろう」の点字印刷を 5月5日に、横浜の例会が開かれるのに合わせてIさんが3、4月分を印刷してくださり、1〜4月分を送ってくださった。
 「岩波古語辞典」については、横浜で作られたマニュアルを使って、各自数ページを入力し、印刷したものを持ち寄ってよりよいものを作るために検討することにした。
 「啄木歌集」はまとめの段階に入ったようである。また、「寺山修司歌集」は、新メンバーが素晴らしいティーム力で進んでいるので、これも楽しみである。
 皆様ありがとうございます。

「うか087」
 第67回例会、2011年6月8日(水)、13:30〜15:30
 6月18日の『朝日「花をひろう」』の点字印刷をしに、横浜へ行ってくださる方をお二人決めていただいた。
 朝日「花をひろう」の入力、校正のグループを確認した。
 繰り返し記号について_漢字の繰り返し記号、平仮名の繰り返し、片仮名の繰り返し平仮名、片仮名の繰り返しに濁点がついたもの、それぞれの記号が、漢点字にも用意されているので、その説明を岡田さんがした。
 漢文の訓点について_レ点、返り点、など、漢文に必要な表記についても岡田さんが説明した。
 古語辞典について_古語辞典に韓国語の発音記号のようなものが表記されており、これは、韓国語発音記号とすると、点字の韓国語ではどう表しているか、もう少し検討することにした。
 古語辞典の入力は、原本を各自少しずつ持ち帰り、グループを作って各自が入力したものを第4校正まで行うことにした。
 寺山修司の歌集は入力はほぼ終えているようである。

 第68回例会、2011年7月6日(水)、13:30〜15:30
 「羽化86号」もお配りした。
 「花をひろう」の入力担当を決めた。
7月20日に横浜へ点字印刷に行っていただく方をお2人決めていただいた。
 「古語辞典」の入力方法について、細かいところまで岡田さんが丁寧に、皆様からのご質問に対して、具体的に説明した。
 「古語辞典」の校正の総纏めを統一していただくために、最終チェックをSさんにしていただくことにし、早速活動がはじめられた。
 「古語辞典」の入力する原本を、それぞれ持ち帰られた。
 皆様ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

「うか088」
 第69回例会、2011年8月10日(水)、13:30〜15:30
 8月第2週から9月第1週までの「花をひろう」の当番の組み合わせを作った。
 8月17日の点字印刷をしていただく方を決めていただいた。今回はお1人でお仕事をしてくださることにきまったが、結果としてお二人で行っていただけた。ありがとうございました。
 エディタで入力していると、おおよそ4千バイト入力すると、それ以後の文字は入力できない、との提起がなされた。
 そこで、4千バイト一杯になる少し手前の、文章の切りのよいところで、Ω(大文字のオメガ)記号を入れて、改行し、行頭から文章を入れることにした。これは、後でΩ記号を外して、文章を繋げることができる。
 この問題については、エディタのマニュアルを検討していただくことにした。8月11日現在も、メール交換によって検討が続けられている。
 古語辞典について: 古語辞典に朝鮮語の発音記号について、相談した。この問題も、随時検討しなおすこともあるようだ。
 古語辞典の入力は、各自少しずつ進捗状況によって、原本をお持ち帰りになった。
 寺山修司の歌集は入力をほぼ終えて校正データが頻繁に交換されている。
 横浜で、新会員を募集することにし、10月、11月に渡って3回講習会をするのに対し、東京でも行おうか?との話が出されたが、東京は来春にすることにした。

 第70回例会、2011年9月7日(水)、13:30〜15:30
 「羽化87号」をお配りした。
 いつものように「花をひろう」のグループを決めた。
 9月21日の横浜での点字印刷を、今月はお1人の方が担当して下さることになった。この9月21日はあいにく15号台風に遭遇してしまったにもかかわらず、お2人が行ってくださった。交通網が絶たれてご苦労をおかけした。ありがとうございました。
 「古語辞典」の難解文字の扱い方をまだいろいろ試行錯誤して、よりよいものを作ろうと、皆さんで工夫し、話し合っている。
 エディタについては、やはり8月の例会で決めた方法で入力することにした。

「うか089」
 第71回例会、2011年10月12日(水)、13:30〜15:30
 10月15、22、29、11月5日の「花をひろう」の当番の組み合わせを決めた。
 10月19日に横浜での点字印刷に行っていただく方をお2人決めていただいた。
 この秋、「横浜漢点字羽化の会」がNHKボランティアネットを通じて、新しく会員を募ったように、東京でも来春募集しようという話がまとまり、横浜と東京の活動状況を纏めて、東京の募集要項と一緒にNHKネットへ投稿することにした。
 日程は以下の通り、
 2012年2月8日(水、例会込み)、竹芝小ホール、13:30〜15:30
 2012年2月22日(水)、竹芝小ホール、13:30〜15:30
 2012年3月7日(水、例会込み)、竹芝小ホール、13:30〜15:30
 講座内容は本年の、東京と横浜の講座内容とほぼ同じ。
 来春入会していただく会員には、現在全員で行っている「古語辞典」の入力に入っていただき、「花をひろう」にも参加していただくことになると思う。
 古語辞典について: ルビの付け方、数字の書き方、括弧の扱い方、出展の書き方など、新ためて確認した。
 古語辞典の入力用原本を、各自進捗状況によって、お持ち帰りになった。一人が原本数ページに渡って続けて持ち帰っても、校正をしやすいように、2ページずつを1ファイルとして、1ファイルずつ次の校正者に回していただくことにした。
 寺山修司の歌集は入力をほぼ終えて、表紙と目次を整えて完成となった。今年の3月から新メンバーによる入力、Sさんの纏めによって仕上がり、そのパワーに驚いている。皆様ありがとうございます。

 第72回例会、2011年11月9日(水)、13:30〜15:30
 10月24日に「機関誌羽化第88号」を送付した。
 いつものように11月12、19、26、12月3日の「花をひろう」の入力担当グループを決めた。
 11月16日の横浜での点字印刷をしていただく方を決めた。今月はお1人で行ってくださることになった。よろしくお願いいたします。
 「パソコンによる漢点字入力ボランティア」の会員募集講座情報を、「NHKボランティアネット」に掲載するために、本会の活動報告と募集要項の文案を作る。また、会員募集要項を、東京都社会福祉協議会が運営する、「東京ボランティア市民活動センター」にも、前回に引き続き掲載する。
 「岩波古語辞典」の難解文字を、字式を用いてでどう表すか、皆さんで検討した。
 「寺山修司歌集」の目次と表紙の校正もほぼ終えて完成された。皆様本当にありがとうございます。
 来春募集のボランティア講習会について: 2012年2月8日、12時に集合し、2月の短縮例会を行い、13時から受け付け、13:30〜15:30、第1回目の講習会を行う。(竹芝小ホール)
 2月22日、13:30〜15:30(講習会第2回目)、竹芝小ホール
 3月7日、11時から第1会議室にて、3月の短縮例会を行う。その後、13:30〜15:30、竹芝小ホールにて、講習会第3回目を行なう。
 何れも水曜

「うか090」
 第73回例会、2011年12月7日(水)、13:30〜15:30
 「東京漢点字羽化の会」は、この12月から7年目の活動に入ります。皆様ますます健康に留意なさりながら、漢点字入力その他のご活動にご協力をお願いいたします。
 12月10、17、24、2012年1月7日の「花をひろう」の当番の組み合わせを決めた。
 12月21日に横浜での点字印刷に行っていただく方をお二人決めていただいた。(当日はご都合により、でお一人で行っていただいたという報告があった) ありがとうございます。
 会の事情で、2月に行う予定になっていた、新メンバー募集は延期することにした。
 古語辞典について: 難漢文字の 記載の仕方を再確認した。
 毎年、「横浜漢点字羽化の会」が、横浜中央図書館へ、漢点字訳書を収めてくださっているが、今年は「東京漢点字羽化の会」が漢点字訳した、紀田順一郎著、「日本語大博物館」と、「寺山修司歌集」を、横浜の皆様に印刷、製本その他のご協力をお願いして、納入させていただくことになった。
 歌集は新メンバーによるものである。皆様ありがとうございます。
 12月21日に機関誌「羽化第89号」を皆様にお送りした。

 第74回例会、2012年1月11日(水)、13:30〜15:30
 いつものように1月14、21、28日、2月4日の「花をひろう」の入力担当グループを決めた。
 1月17日の横浜での点字印刷をしていただく方を決めた。よろしくお願いいたします。
 「古語辞典」に出てくる、読み取り違いをし易い文字について、皆さんで確認しあった。
 「パソコンによる漢点字入力ボランティア」の会員募集講座情報を、「NHKボランティアネット」に掲載するために、本会の活動報告と募集要項の文案を作り、会員募集要項を、東京都社会福祉協議会が運営する、「東京ボランティア市民活動センター」にも、前回に引き続き掲載すると決めたが、これらの文案は、新会員を募集するときに改めて考えることにさせていただく。

「うか091」
 第75回例会、2012年2月8日(水)、13:30〜15:30
 横浜中央図書館へ納入の、『日本語大博物館』と、『寺山修司歌集』、どちらも全3巻のデータを、岡田さんと齋藤さんが、まとめてくださり、横浜羽化の皆様に、印刷、製本をしていただいて、近々納めることができるようになった。本の選定からはじまって、入力、校正、そのほかこまごまとした作業まで、皆様本当にありがとうございました。
 何時ものように、朝日「花をひろう」の、2月11、18、25、3月3日の、当番の組み合わせを決めた。
 2月15日の横浜での点字印刷には、お一人の方が行ってくださることも打ち合わせた。ありがとうございます。
 新しい会員募集をするために、5月9日、5月23日、6月6日を講習会に当てることにした。
 内容は前回と同様である。
 締め切りは4月末日。
 往復葉書で受け付けて、菅野さんが、事務を担当してくださる。
 羽化の活動報告と、募集要項を、会員のお一人に、NHKボランティアネットと、東京ボランティア市民活動センターとBVIBGボランティアネットに配信していただくことにした。文案は木村が作るべきだが、岡田さんにお願いしてしまった。
 古語辞典については、やはり細かい打ち合わせをした。
 「国際発音記号」の点字表記が必要になり、「日本点字表記法」の「発音記号」を参考にすることにした。

 第76回例会、2012年3月7日(水)、13:30〜15:30
 いつものように、3月10、17、24、4月7日の「花をひろう」の入力担当グループを決めた。
 3月21日の横浜での点字印刷をしていただく方を決めた。よろしくお願いいたします。
 羽化91号の原稿を依頼した。お一人が書いてくださったが、もう何人かお願いした。
 古語辞典に出てくる「古代朝鮮語」の表記について、さらに詳細に決めた。
 古語辞典の入力用原稿をそれぞれ持ち帰られた。
 ボランティア保険の、新年度の再加入の手続きをに会長にお願いした。
 「羽化」90号を皆様にお送りした。

「うか092」
 第77回例会、2012年4月11日(水)、13:30〜15:30
 朝日新聞の「花をひろう」の記事は今までと同じ著者、高橋睦郎であるが、「季をひろう」というタイトル名に変わった。が、これまでのように入力、印刷、配布は引き続き行うので、何時ものように、4月14、21、28、5月5日の、当番の組み合わせを決めた。
 新しい会員募集をするための講習会は、5月9日、5月23日、6月6日に向けて、ネット配信してくださったが、年度はじめなので、講座その他のお知らせが多く立てこんで、必要な人の目に留まらないようなので、もう少し増えるよう願っている。
 講習会内容は前回と同様である。
 締め切りは4月末日。
 募集要項その他を再配信していただくことにした。
 古語辞典については、やはり細かい打ち合わせをした。
 羽化91号に東京の会員のお二人が原稿を書いてくださり、漢点字を学習していられる方も、お一人書いてくださった。

 第78回例会と、講習会1回目、2012年5月9日(水)、12:00〜15:30
 いつものように、5月12、19、26、6月2日の「季をひろう」の入力担当グループを決めた。
 5月16日の横浜での点字印刷をしていただく方を決めた。よろしくお願いいたします。
 羽化91号をお配りした。
 古語辞典の入力用原稿をそれぞれ持ち帰られた。
 ボランティア保険の、新年度の再加入の手続きを会長にお願いした。
 5月19日の学習会(61回目の予定)は、受講されている方のご都合が悪い方が多いので、この日はお休みにすることにした。
 講習会は、岡田さんの漢点字とカナの点字の説明など、丁寧にした。

 講習会2回目、2012年5月23日(水)、13:30〜15:30
 実際にパソコンで入力できるようにし、宿題を持ち帰られた。

「うか093」
 第79回例会、2012年6月6日(水)、13:30〜15:30
 いつものように朝日の「季をひろう」のグループを、6月の9日、16日、23日、30日、7月7日の組み合わせを決めた。
 「季をひろう」の今月の点字印刷はお休みの月です。
 古語辞典の難関文字の読み取り辛い、難しいもの、読み誤りやすい文字を再確認した。
 「日本人脈記」が、朝日新聞の夕刊の、月曜〜金曜(夕刊の無い地域は火曜〜土曜の朝刊)に連載されている。その記事の中で、5月22日から、「日本語の海へ」というシリーズが始まっているので、これを「季をひろう」を入力する要領で、「古語辞典」のグループのままで入力、校正することにした。
 6月20日に「羽化92号」を皆様にお送りした。前回の91号は「機関誌羽化、発刊15周年記念号」であったので、今回の92号は100号記念に向けて、更に岡田さんをはじめ、スタッフのご努力で増刊をまっしぐらに進んでゆかれると思う。横浜の皆様何時もありがとうございます。

 第80回例会、2012年7月11日(水)、13:30〜15:30
 今日は、ご事情により、岡田さんは例会をお休みなさった。
 いつものように、7月14日、21日、28日、8月4日の「季をひろう」の担当グループを決めた。
 7月18日にIさんが、6月と7月の「季をひろう」の点字印刷をするために、横浜へ行ってくださることになった。Iさん、何時もありがとうございます。
 「季をひろう」の6月16日の新聞原稿に誤植があることを、岡田さんから、指摘していただいていたので、それを丹念に、あずま図書館の山内さんのお力をいただいて、皆で改めて正確なものを確認し、書き改めた。
 「人脈記」の中のシリーズ『日本語の海へ』を、「季をひろう」に倣って、第一段階のテストケースとして入力をどうするか話し合った。これは、16回ある。もちろん岡田さんのチェックを受けてから正式に入力をはじめることにし、Sさんにまとめていただくことにした。わたしは、個人的に内容を選んで、自分の好みで読む順番を決めやすいように、表紙の次に目次を入れていただきたいとお願いしてしまった。

「うか094」
 第81回例会、2012年8月8日(水)、13:30〜15:30
 いつものように朝日新聞の「季をひろう」の入力担当グループ、8月の11日、18日、25日、9月1日、9月8日の各土曜日の組み合わせを決めた。
 「季をひろう」の今月の点字印刷は偶数月なので、お休みの月です。
 NHKボランティアネットサイトが無くなり、ボランティアの活動報告や活動していただくボランティアの募集などの記事を掲載させていただくところがなくなってしまった。これに代わるよいネットサイトや、ボランティアの募集のチラシを置かせていただく場所をもっと探す必要を感じている。
 「ニッポン人・脈・記」の中にでてくる「絵文字」を入力するかどうか話し合ったが、内容から考えるとやはり必要であろうということになり、その表し方を検討し、ケイタイに使われている、絵文字を説明している音声も参考にしながら、岡田さんに決めていただくことにした。
 8月18日の学習会の日に「羽化93号」を皆様にお配りし、そのほかは8月20日にお送りした。
 新たに出てきた「古語辞典」の入力についての約束事を決めた。

 第82回例会、2012年9月12日(水)
 時間と場所はいつもと同じ。
 岡田さんは欠席ではあるが、例会は滞りなく行われた。
 「季をひろう」の担当グループを決めた。
 9月19日にIさんが、7月と8月の
「季をひろう」の点字印刷をするために、横浜へ行ってくださることになった。Iさん、何時もありがとうございます。
 羽化の代表である、岡田さんの健康状態について、会員一同こもごも案じながら、お見舞いのことを相談した。
 「人・脈・記」のレイアウトや、入力方法を、もう少し細かく決め、ファイル名に入力者名、校正者名を加えることなどを丁寧に打ち合わせた。
 校正グループは「岩波古語辞典」と同じで、最終まとめはSさんにお願いした。Sさんよろしくお願いいたします。
 会員のお一人が「パソコンによる漢点字訳ボランティア募集講座開催のご案内」のチラシの第一案を作ってきてくださって、東京漢点字羽化の会の活動状況も書かれていたが、さらにこれについて、みんなで検討した。このチラシを置かせていただくところも沢山探したい。
 9月22日の学習会は休会にした。

 第83回例会、2012年10月10日(水)
 「季をひろう」の入力担当者を決めた。
 10月は点字印刷はお休みです。
 「古語辞典」を纏めてくださっているSさんから、辞典に出てくる発音記号の使い方について、再確認して欲しいとの提案があり、改めて検討した。
 特別賛助会費として、Tさんからご寄付をいただきました。何時もありがとうございます。
 10月20日(第63回)の学習会は皆様のご協力をいただいて、テキストの予習を兼ねて、木村がお話させていただきました。
 学習会の教材に使う点字ラベルが、最近購入したものが、あいにく不良品で、点字が消えてしまうという不具合がおき、レーズライターの漢字を、何時も作ってくださるSさんが、何枚も書き改めて作り直してくださることになった。

 第84回例会、2012年11月7日(水)
 岡田さんの健康状態について、簡単に、齋藤さんに報告していただいた。
 「季をひろう」のグループ担当を決めた。
 11月21日に、9月と10月の「季をひろう」の印刷について打ち合わせた。 当日、事情により、お二人の方が印刷に行ってくださった。お二人の方ありがとうございました。
 「人・脈・記」の進捗状況を確認した。
 横浜羽化の会の、ごくごく簡単な活動状況をお話した。
 「古語辞典」を入力するための原本をお持ち帰りくださった。
 11月の学習会(11月17日予定)は休会になった。

 第85回例会(活動8年目に入る)、2012年12月12日(水)
 久しぶりに岡田さんが出席できて、ひとまず会員一同一安心した。
 岡田さんの健康状態についてお話をしていただいた。
 ヒューマンプラザのお部屋を予約する方法が少し変わったので、そのことについて会員内で改めて確認した。
 朝日新聞の「季をひろう」の入力グループを決め、入力方法を再確認し、新たなものについて決めた。
 「人・脈・記」についてはもう少し余裕をもって新年の例会で話し合うことにした。
 今年最後の例会なので、ややのんびり会を進めた。

 第86回例会、2013年1月9日(水)
 本会に入会希望された方お一人が、ヒューマンプラザの紹介で、今日から参加してくださった。また、来月は、横浜羽化の会員Sさんの親しいお友達が、新宿区にお住まいなので、東京の方が活動しやすいのではないかと、東京を紹介してくださった。まず1月20日の新年会に、Sさんとお見えになり、 3月の学習会から参加してくださることになった。
 『人・脈・記 〈日本語の海へ〉』の、まだ少し入力、校正が終わっていない部分を確認した。もう完成間近かである。
 「季をひろう」のグループ分けを決めた。
 「古語辞典」の進捗状況の確認をした。
 ちょうど新しい会員をお迎えしたので、会員全体のおさらいも兼ねて、岡田さんが漢字の成り立ちと、漢点字について、「六書」、その他について解説した。
 1月16日「季をひろう」の点字印刷をしてくださった。Iさんいつもありがとうございます。
 2013年1月19日に予定した学習会は、学習者のスケジュールが取れなかったので休会。

 第87回例会、2013年2月13日(水)
 会員のお一人が、この会の活動についてお知り合いにお話くださり、今回は「見学なさる」ということでお出でになられたが、関心を深めてくださり、入会をお決めくださった。
 横浜のSさんのご紹介の方は、3月の学習会のときから参加してくださることになったが、現実には、「少しづつ慣れてゆきたいので」とのお申し出で、メールを通じて入力をはじめてくださっている。
 わたしはうれしさと緊張とで一杯である。どうぞますますよい会になりますように!
 いつもの「季をひろう」のグループを決めた。新しい方にも、早速グループに入っていただいて、まず慣れていただくことにした。
 今回は、ルビの付け方についての話し合いがなされた。
 古語辞典は、200ページまで完成し、「あ行」を終えたと、担当の方からの報告があった。 それぞれ皆様、古語辞典の入力するところをお持ち帰りくださった。あるいはPDFファイルを送っていただいたりして、地道にお仕事を続けてくださっている。

 第88回例会、2013年3月13日(水)、13:30〜15:30
 まず最初に、岡田さんがお元気になられたことを喜び、花の宴を兼ねて「東京漢点字羽化の会」全体(当然学習者も一緒)で、お食事会をしようという話になった。日時は、3月23日の学習会の日、学習開始時間を少し早めて、学習時間を短縮して、後、お食事会を行うことにし、その場所と参加者の確認をした。
 『ニッポン人・脈・記』の一部届いていないところがあることについて再確認し、Sさんが纏めてくださり、3月22日にはデータを添付していただき、読み始めさせていただいている。
 「季をひろう」のグループ分けを決めた。新しい人もグループの正式メンバーとして入っていただいた。
 「季をひろう」その他の文章で頻繁に使われる「アクサングラーブ」の使い方の復習、ルビの付け方、「@」の使い方、文章中に必要なスペースなどについて丁寧に復習していただいた。
 3月20日、Iさんに印刷をお願いした。
Iさん、いつも横浜までお出でくださいましてありがとうございます。
 古語辞典の進捗状況の報告と、まとめの責任担当者からの、入力に関する注意点の指摘に従って、再確認した。 担当者のSさんから古語辞典は「エ」までまとまったことも報告された。
 古語辞典の原本を、p387〜400までを分担して持ち帰りくださった。
 400ページから「ク」に入るという。

「うか095」
 第89回例会、2013年4月10日(水)、13:30〜15:30
 「東京漢点字羽化の会」の年度初めで、新会員もご入会くださり、ボランティア保険に登録していただいた。
 朝日新聞の「季をひろう」の記事は終了したので、4月から、“be on Saturday”の磯田道史の「備える歴史学」を入力していただくことにし、そのグループ分けをした。
 5月15日の横浜での点字印刷は、いつもの方のご都合が悪いので、この日に行っていただける方について相談したが、来月改めて決めることにした。
 「古語辞典」の打ち合わせも行った。

 第90回例会、2013年5月8日(水)、13:30〜15:30
 横浜漢点字羽化の会から、校正者の応援の依頼を受け、Aさんが引き受けてくださった。よろしくお願いいたします。
 「備える歴史学」のグループを決めた。
 5月15日の横浜での点字印刷に行っていただける方を決めた。Mさんよろしくお願いいたします。
 古語辞典の入力について、今回も確認事項があった。岡田さんは、これまでのデータでも辞書として使えるようになりはじめてありがたいです。と言われた。でも、入力は進んだとはいえ、まだまだ正念場はこれからです、と言われた。
 5月の学習会は、学習者のご都合で休会。
従って6月22の学習会は、第68回となる。

 第91回例会、2013年6月12日(水)、13:30〜15:30
 「日本盲人社会福祉協議会」(視覚障害者のための福祉団体)が、各地で視覚障害者のために、長年ボランティア活動をしてくださっている方を表彰する。今年は「東京漢点字羽化の会」の齋藤寿美子さんに受けていただくことにした。齋藤寿美子さんは、かれこれ30年近く、漢点字点訳にご協力下さっている。点字板で書く時代から一点一点書いてくださった。齋藤さんありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 「備える歴史学」入力のグループローテーションの組み合わせ。
 7月17日に横浜での印刷をしていただきたいので、それまでに決めさせていただきたい。どなたかよろしくお願いいたします。
 新しいメンバーの方に、「備える歴史学」とは別の新聞記事の入力をお願いすることにした。
 横浜羽化の会の皆様と協力して「万葉集釈注」の校正をすることにした。横浜の担当者が今回東京の例会に見えて、説明をしてくださった。数人が校正を引き受けてくださった。よろしくお願いいたします。
 「古語辞典」の入力方法について、岡田さんが、幾つか説明をした。

「うか096」
 第92回例会、2013年7月10日(水)、13:30〜15:30
 『朝日「備える歴史学」』のグループ編成を決めた。
 横浜での点字印刷をいつもの方がしてくださった。
 新しくご入会くださった方に朝日新聞から、5回に渡って連載されていた「本をたどって」という記事を入力、校正、そして、他のお一人に仕上げ校正をしていただくことにし、最終的には岡田さんに見ていただくことにした。
 「本をたどる」は、すでに木村も読ませていただいた。
 古語辞典の文字についても打ち合わせた。

 第93回例会、2013年8月14日(水)、13:30〜15:30
 「備える歴史学」のグループ編成を決めた。
 今月の印刷はお休み。
 日盲社協60周年記念イベントが、2013年9月9日午後、「ホテルグランドヒル市ヶ谷」において開催される。そのイベントの後、14:45〜16:00に、表彰式がおこなわれる。
 全国の視覚障害者の、福祉施設や、団体に、個人、あるいはグループで、ご奉仕してくださっている方への表彰式である。
 今年は「東京漢点字羽化の会」の齋藤寿美子さんが授与されることになった。
 齋藤さんは、およそ30年前から、漢点字のためにご奉仕くださっている。それは、長い年月というだけでなく、正確さ、緻密さ確実さにおいて卓越した能力をもって、大きな働きをしてくださっている。齋藤さんは、筆記具が点字版しかないころから、一点、一点、漢点字表を見ながら漢点訳をなさった方である。当然現在ではパソコンを大いに駆使されている。この働きぶりは会全体の皆様の手本となってくださっており、しかも謙虚でいらっしゃるので、皆様が尊敬していらっしゃるので、一も二もなく賛成してくださった。
 9日の当日には、会員のお一人が同行されることになった。
 岡田健嗣 著「漢点字テキスト」の点字と墨字の印刷をする。点字は横浜の皆様が印刷してくださるので、墨字を9月の例会の日、12時に集まって印刷製本をすることにした。
 横浜国大の名誉教授、村田忠禧先生が、『日中領土問題の起源 = 公文書が語る不都合な真実』を2013年6月に上梓された。
 古語辞典の入力について、今回も確認事項があった。

 第94回例会、2013年9月11日(水)、12:00〜15:30
 例会の定例時間よりずっと早い12時から集まっていただいて、講習会用漢点字テキストの第6巻を墨字印刷、製本を60部作った。
 齋藤さんが、日盲社協から漢点字活動に対して表彰され、その報告をいただいた。社協60年記念である。当日の点字の資料も見せていただいた。表彰された方だけの懇親会があったが、活動報告は、時間が足りなくて、所属団体名と各自の名前を言うだけになってしまったという。会員のお一人が、各地のボランティア活動について参考になれば、とお考えくださって、齋藤さんに同行くださったが、そんなわけでご足労いただくだけになってしまった。Sさん済みませんでした。ありがとうございました。
 9月18日に横浜へお二人の方が印刷に行ってくださることになった。よろしく御願いいたします。
 「備える歴史学」入力担当者の組み合わせを決めた。
 日本漢点字協会から「補助漢字」がこの11月ころに点字と墨字で正式に発行される。
 「古語辞典」の入力方法について、岡田さんが、幾つか説明をした。「く」の項まで入力は進んだとのことである。
 横浜で行っている「萬葉集釋注」の校正をお手伝いするので、11月の例会に、横浜の担当者が説明にいらっしゃる。
 「岩波古語辞典」の「あ、い、う、え、お」の項目の入力が完成し、岡田さんがEIBファイルで読みいいように作ってくださって、木村も読めるようにしてくださった。ファイルを開くと、「〈あ〉〈吾・我〉」の項が最初に出てきて、ドキドキし、うれしくなってしまった。皆様ありがとうございます。
 学習会は休会になってしまったので、10月19日が第71回になる。
 講習会用漢点字テキストの点字版、第6巻をいただいた。

「うか097」
 第95回例会、2013年10月9日(水)、13:30〜15:30
 9月の例会のときに、講習会用漢点字テキストの墨字版を作ってくださったことについて、岡田さんから改めてお礼を述べた。
 「補助漢点字」の墨字版を何冊かまとめて購入することにした。
 『岩波古語辞典』の「あ行」を漢点字読者が読みいいように、岡田さんが2ファイルにまとめたことを岡田さんが報告した。
 「朝日「備える歴史学」』のグループ編成を決めた。
 『万葉釋注』の校正についての説明に、横浜羽化の方がいらして、丁寧に説明された。
 岡田健嗣著「講習会用漢点字テキスト初級編第6巻」の点字と墨字を学習者にお配りした。

 第96回例会、2013年11月13日(水)、13:30〜15:30
 「萬葉集釋注」の校正の進捗状況を確認した。
 2014年1月の例会と学習会の日程を決めた。
 今月もIさんが点字印刷に横浜へ行ってくださる。I さん、何時もありがとうございます。この点字印刷のことはI さんに任せきっているので、I さんがどうしてもご都合が悪くなったとき、点字印刷をできなくなっては困るので、是非他の会員の方も、I さんがお出でになるときに何方も一緒に行ってソーサを覚えておいていただきたいと願っている。皆様よろしくお願いいたします。
 横浜での羽化の新年会、2014年1月19日に東京からの参加をお願いした。
 「備える歴史学」のグループの組み合わせをした。
 「古語辞典」について、その他の質問に岡田さんは丁寧に説明した。

 第97回例会(会発足9年目に入る)、2013年12月11日(水)、13:30〜15:30
 「東京漢点字羽化の会」発足9年目に入った。会員の皆様根気のいるお仕事をしてくださいましてありがとうございます。これからも、とくにご健康にご留意いただきまして、長くよろしくお願いいたします。
 日本漢点字協会から発行された「補助漢字」を東京漢点字羽化の会でも5冊購入した。そして、補助漢字について岡田さんが説明した。
 横浜で行われる「羽化の会」の新年会参加をおお勧めし、3人が参加してくださることになった。
 「備える歴史学」入力担当者の組み合わせを決めた。
 「古語辞典」のこと、それに伴う入力方法についての質問に岡田さんが答えた。

「うか098」
 第98回例会、2014年1月8日(水)、13:30〜15:30
 「補助漢点字」の墨字版を何冊かまとめて購入したので、これを、会員の何人かに持っていただくことにした。
 朝日「備える歴史学」のグループ編成を決めた。
 『萬葉集釋注』の巻六の校正のお礼が横浜から届いた。これからも引き続きよろしくと、岡田さんから報告があった。
 入力方法について再確認の説明が岡田さんからなされた。
 岡田さん作成の「エーブルディクの使い方の説明があり、皆さんがご自分のパソコンに登録された。
 1月19日に横浜で羽化の新年会が行われ、東京の会員も3人、そのほか横浜と東京の学習者も参加し和やかな時をもてた。

 第99回例会、2014年2月19日(水)、13:30〜15:30
 会員のAさんが、ご友人をこの会にお誘いくださって、初出席してくださった。そして早速今日、会員の先輩に手伝っていただいて漢点字入力のためのパソコンの下準備をなさった。
 「萬葉集釈注」の校正の進捗状況を今日も確認し、岡田さんが萬葉集釋注と、これまで入力された岩波古語辞典とを、効果的かつ有効に使えることを報告し、皆様に改めて感謝なさった。
 「備える歴史学」の入力のグループを決めた。
 2014年4月の例会と学習会の日程をおおよそ決めた。
 3月19日はIさんのご都合が悪いので、横浜での点字印刷をぜひどなたかにお願いしたいので、3月の例会までにお手を挙げて下さる方がいらしたら大変ありがたいのです。よろしくお願いいたします。

 第100回例会、2014年3月12日(水)、13:30〜15:30
 「備える歴史学」のグループの組み合わせをした。
 岡田さんが作った講習会用漢点字テキストの第7巻の点字版を横浜で印刷してくださったので、東京では、4月の例会の日、いつもより早い時間の12時に集合して、第7巻の墨字版をできる範囲、多くの方に集まっていただいて、印刷することにした。
 来月は新年度になりますので、会長さんにボランティア保険の登録をしていただくことにした。
 会員をどうしたら、増員できるか、(ボランティアも学習者、いずれをも含めて)その方法を見つけたい。
 3月19日の横浜での点字印刷をお二人に行っていただけることになった。どうぞよろしくお願いいたします。お忙しいところをありがとうございます。
 朝日備える歴史学のグループ編成を決めた。
 会員のお一人が、お怪我をなさり会員一同心配している。どうぞ一日も早くお元気になって、活動に復帰していただけますように。

「うか099」
 第101回例会、2014年4月9日(水)、13:30〜15:30
 岡田健嗣著、「漢点字講習会用テキスト 初級編 第7回」の墨字版を70部印刷していただくために、いつもより早い時間に集まっていただいた。
 今回のテキストは内容量が多く、前回より時間がかかったようであるが、皆様のご協力により製本まで仕上げてくださった。墨字で62ページ(点字では224ページ)。皆様ありがとうございました。
 今月は新年度に当たるので、会長にボランティア保険の手続きをしていただいた。
 いつものように、朝日「備える歴史学」のグループ編成を決めた。
 この、災害に備えての内容の連載は、今特に誰もが心得ていなければならないことなので、2014年度にも引き続いている。
 「古語辞典」の入力の留意点や括弧の扱い方など、具体的に実例を挙げて、岡田さんが丁寧に説明した。
 会員募集については、会場の予約が難しいけれど、夏以降に向けて開けるよう準備することにしたい。
 会員のお一人が、お怪我をなさり会員一同心配している。どうぞ一日も早くお元気になって、活動に復帰していただけますように。
 漢点字利用者をどうしたら増やせるか。現実に漢字混じりの文章を読み、文字が持つ意味の広がりの大きさに気づき、自分でも書いて、自分の思いを深く表現できることの喜びを知ったなら、漢点字を使いたいと思えるようになるのではないかと、わたしは思うのだが、その第1歩をどうやって理解していただけるか四苦八苦している。
 7月の活動予定日を相談した。

 第102回例会、2014年5月7日(水)、13:30〜15:30
 「備える歴史学」のグループ編成を組んでいただいた。
 2014年8月の例会と学習会の日程をおおよそ決めた。
 今月は奇数月なので横浜での印刷のお仕事もある。5月21日にお二人が行ってくださることになった。。I さん、A さん、よろしくお願いいたします。
 「古語辞典」は、木村にも「あ行から、く行まで漢点字で読めるようにEIB ファイルをいただいた。この辞典を見ていて、「葱」を古くは「き」と発音していたというのを見つけ、蕪村か誰かの俳句に、畑で仕事をしている人に、道を訪ねると、持っているネギで、「あっちだよ」と道筋を教えてくれた、というような句を思い出した。でも肝心な俳句そのものを覚えていないのが残念だ。なにしろカナ点字の国語教科書なのだから、「葱」とは書かず、「き」と発音通りカナ文字で書いていたので、小学6年の当時は「き」そのものが葱とは分からず、ただ「き」と読んでも何のことかまるで検討がつかず、この妙を理解できなかった。

 第103回例会、2014年6月11日(水)、13:30〜15:30
 「備える歴史学」のグループの組み合わせをした。
 9月の日程の相談をした。
 漢点字協会から、補助漢字の正誤表が届いたことの報告をした。
 「萬葉集釈注」の校正のお願いをした。
 その件で7月の例会のとき、横浜から詳しい説明をするためにY さんが見えることを報告した。
 会員の募集方法について、横浜での例を報告した。
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