「うか」079  トップページへ

   御 礼

                       
岡田 健嗣

 私は、2005年の障害者自立支援法の成立に伴って、横浜でも障害者の外出支援事業が名実ともに民間移管されることになって、事業所(有限会社・横浜トランスファ福祉サービス)を立ち上げました。この事業を運営するには、介護福祉士の資格が必須であることが分かり、私も資格の取得が必要だと感じました。
 そこで2006年から、NHK学園高等部専攻科の通信教育を受講し、まずは受験資格の取得を目指すことにしました。
 専攻科は2年のコースですが、私は科目受講生として入学させていただき、3年目に編入させていただきました。このようにして今年やっと全課程を4年がかりで修了することができました。
 この間、先生方には過分のご配慮をいただきました。最も大きなご配慮は、通信教育のレポートの提出方法でした。一般には所定のテキスト、レポート用紙、バーコード・シール、郵送用封筒が配布されて、それを使用してレポートを提出するのですが、私は電子メールで、添付ファイルで提出することを認めていただきました。それに先だって、レポート用紙の内容をファイルでいただくことになり、そのファイルに解答を記入して返送するという方法を採らせていただきました。全科13科目でしたか、全ての科目のレポートをそのように提出させていただきました。
 スクーリングのレポートも同様で、本来講義終了後に記入して提出するのですが、これも帰宅後電子メールでの提出をお認めいただきました。
 さらにテキストも、電子データの存在するものは、電子データでいただくことができました。これは最もありがたいご配慮でした。テキストは、全て点訳していただく必要があったからです。
 その他、実習のご相談や、色々な手続きや、細々としたご相談などで、細心のご配慮をいただきました。
 心より感謝申し上げます。
 実習では、東京清風園の職員の皆様とご入居されておられます皆様には、短い期間とはいえ、暖かく受け止めていただきましたことに、深く御礼申し上げます。お陰様で無事課程を修了することができました。
 そして最後に、横浜並びに東京漢点字羽化の会の会員各位と、トランスファ所属のガイドヘルパー各位に、深く御礼申し上げます。羽化の会会員の皆様は、テキストや試験問題集などの漢点字訳に、ガイドヘルパーの皆様は、スクーリングや実習の介添えに、力強く私を支えて下さいました。
 写真はNHK学園の修了パーティーで証書をいただきました折の様子と、先生方から頂戴した、点訳者とヘルパーの皆様への感謝状です。
 大変ありがとうございました。
 受験資格を得て受験しましたが、残念ながら2次試験に失敗しました。来年も挑戦する所存です。ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

修了証書をいただく 御礼の挨拶 点訳者とヘルパーへの感謝状


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